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接客業をやってみる

仕事でコミュ力強化

コミュニケーション力を鍛える方法の1つ目として紹介するのは、「仕事」を利用したものです。
仕事というのはお金を稼ぐためのものであると同時に、自分を成長させてくれるものであるとも考えられます。
そこで今回は、特にコミュニケーション力を鍛えることが出来る仕事として「接客業」について考えてみましょう。

接客業といってもその種類は様々です。
飲食店や雑貨店などの店員などは最たるもので、これらは人付き合いこそが仕事の中心でもあります。
では、接客業をしていくことによってどんなことを学ぶことができるのでしょうか?

接客業をしていると、訪れる客が多種多様であることが分かります。
もちろん店によっては多少の客層の偏りというのはあるでしょうが、年齢や性別が同じであっても、全く違う人が大勢いるということがわかってくるでしょう。
中には、接客業をしている人にとってはあまり嬉しくない客が訪れることもあります。
接客業において重要なのは、こういった多種多様な人がいる、ということを肌身で感じることができることです。

深刻なコミュニケーション力不足に陥ってしまう人の多くが抱えている問題として「自分が他人とは違っているのではないか」「劣っているのではないか」というような意識があるでしょう。
自分の能力が欠けているためにコミュニケーションを上手く取ることが出来ないのだ、と錯覚を起こしてしまうということです。
しかし、コミュニケーションというのは一方通行のものではなく、双方向のものです。

自分と相手がいて初めて成立するものですから、もしコミュニケーションが上手くいかなかったとしても、それがすべて自分の問題であるように感じてしまう必要は全くありません。
接客業はこれを身をもって体験することが出来るでしょう。
例えば、いわゆるクレーマーのような招かれざる客がくることもあります。
こういった人と接していると「問題がある相手もいる」ということを実感することが出来るようになり、自分のコミュニケーション力不足に対する不安を解消していくことが出来るでしょう。

飲食店の仕事というのは幸いにして全国に存在しています。
最近ではインターネットを利用して探すことが出来るようになっており、求職はより簡単になりました。
全国各地の飲食店の仕事について、飲食店のジャンルなどからも検索できるようになっています。

一口に飲食店と言っても居酒屋とカフェでは接客の内容が違っていますから、自分に合っている店を探してみるのが良いでしょう。

飲食店選びのポイント

飲食店選びのポイントはいくつかあります。
まずは先ほど説明したようにお店のジャンルによる違いから自分に合っているものを選ぶ、ということがあるでしょう。
ただ、もう1つ重要になるのが、他の店員がどんな人なのか、ということです。
接客業において、問題のある客にも対応するというのは仕事の1つとして割り切ることが出来るものですが、他の店員との人間関係というのはそう割り切れるものではありません。

常にそういった人との付き合いをしなければならないというような店は避けた方が無難です。
幸いにして、仕事先は多くありますから、1つの場所に拘る必要もそうないのです。

住み込みバイトでコミュニケーション能力を鍛える

もう一つ、コミュニケーション力を鍛える方法があります。それは、住み込みバイトに行くことです。
住み込みバイトとは、全国各地の観光地やアミューズメント施設でアルバイトをすることで、年齢層も幅広い世代が集まりますし、旅行に行った気分でお金も稼げるという特徴があります。
宿泊費などを浮かせながらお金を稼ぐこともできて、友達もたくさんできるのでメリットもたくさんありますよ。

長期のバイトから短期のバイトまで、期間も様々。
接客業が主な職種になりますが、仕事をしながらコミュニケーション能力を鍛えるという意味では、最適なアルバイトではないでしょうか。