シャワーヘッド

友達と一緒に暮らす

様々な居住スタイル

実家を出て生活したいと考えている人の中に、自分1人での生活を不安に思う方もいるのではないでしょうか。そのような方には物件をシェアした暮らしを考えてみるのも良いでしょう。

現在は、実家を出ると必然的に1人暮らしが強要されるわけではありません。物件によっては、同居人と設備を共有できる「ルームシェア」といった方法があり、1人暮らしに一歩足を踏み出せない方におすすめの生活スタイルと言えるのではないでしょうか。

ルームシェアでの同居人は、兄弟や友達、知り合いのような既に顔見知りの仲同士で生活するパターンが多いですが、インターネットから同居人を募集している人もいます。

また、ルームシェアと似たような暮らしに、「シェアハウス」があります。シェアハウスでは、管理会社が用意している施設を同居人と一緒に借ります。ルームシェアと異なり4人以上の大勢で生活する場合に向いており、設備も整っているため引越しも比較的楽に行えるでしょう。

他にも、学生ならば「学生会館」で暮らすという方法も。食堂やお風呂は会館生同士で共同となりますが、基本的に自室は一人部屋。プライベートは守りたいけれど、食事のときは友達とわいわい楽しく過ごしたいという人にピッタリのスタイルです。
学生専用物件は学生会館以外にも、学生マンションや学生寮などの物件もあるので、自分に合うスタイルを探してみてください。

共同生活の注意点

ルームシェアやシェアハウスに住む場合、家族以外の同居人と生活する場合には注意すべき点がいくつかあるので、そのポイントを紹介します。

共同生活前に事前に確認する

共同生活をする上では、お互いのライフスタイルの違いや価値観から、対立してしまう可能性があります。そこで、まずは物件を予約する前に共同生活する相手と事前にルールを決めましょう。

例えば、設備の使い方や食事当番、買い物当番などです。また金銭面も十分に話し合いが必要でしょう。あらかじめ相談し、合意できる内容で生活をスタートさせましょう。

シェアを解消する時のルールを作る

ルームシェアを始める前の生活ルールも重要ですが、シェアを解消する時のルールも重要です。何らかの事情で同居人がいなくなってしまった場合、残された同居人の負担が大きくなり困ってしまいがち。

また、同様に契約した大家さんにも迷惑をかけてしまうおそれもあります。そこで、ルームシェアができなくなった場合の取り決めはしっかり相談し、場合によっては大家さんに聞いてみるのも良いでしょう。

コミュニケーションを磨くことのメリット・デメリット

ルームシェアやシェアハウスのように、他人との生活において、1人暮らしではできないコミュニケーションが取れるため、お互いの価値観を理解しやすい環境がうまれます。
お互いを知らないからそこ、お互いの暮らしに気遣いもあり、コミュニケーションの方法も学べるでしょう。
また、シェアする相手が外国人の場合、お互いの文化を共有できるので視野も広がりますね。

しかしながら、シェアする相手が多いほど、生活スタイルを共有しづらくなります。生活リズムの違う相手との生活で、寝ているときに相手が帰って来て起きしまった、という声があったり、決めたルールを破ってしまう人がいた…といった声もあるので、住居をシェアする際は、事前の取り決めをきちんと行いましょう。